この記事のみを表示するちょっと大人びた友だち

小さい頃のわたし

 最近毎日母親の病院通いです。

自宅から病院に向かう道のりはなんと、思い出いっぱい。

私の元の職場を通り、
そして通っていた小学校のわきを通り、通学路をぬけ、
小学校時代の友だちのいたアパートの向かいが病院なのです。

そこを車でとおると、なんとも言えない気分になります。
やっぱり小学校にはいい思い出がないのかな〜。

でも昨日、忘れていたことを思い出しました。

小学校時代のある友だちのことです。
現在は音信不通です。

彼女の家は喫茶店が一階で二階が住まいや。
当時、学級委員の私は、通学路と離れて休みがちだった彼女の家により、一緒に登校していたのです。
先生から頼まれてイヤイヤしていたことでした。母親も知らなかったと思います。



はじめはちっとも好きでない子でした。
運動ができて、はっきり物を言って、ちょっとクラスで笑いをとれる人気者さん。
あまりに私とちがっていて戸惑ったのです。
けれど、彼女の家庭の複雑さや、大人びた考え方にとてもひかれました。

朝は私が呼びに行くとやっと彼女は1人起きてきて、喫茶店のキッチンで調理をして食べだすのです。
それで、私もキッチンに入り込み、一緒に卵を焼いたりきゅうりを切ったり、お味噌汁をつくったり・・・。

ここではじめてコーヒーを飲みました。ミルクたっぷりにして美味しかったな。
また、ジャムトーストやあんトーストも彼女の朝ごはんから少し分けてもらい、初めて食べました。
(我が家はおばあちゃんも同居で、パンなんて食べなかったのです)
それで、私はコーヒーとあんトーストがすきなのですね。 

内緒ですが、彼女の話を聞いているのが面白くて、何日も学校を遅刻していきました。
私には不登校の子を迎えに行っているという正当な理由があるので、先生たちは何にも責めないのです。

その後も中学、高校と何かあるたびに彼女の喫茶店に訪れ、
キッチンに入ってお客さん対応しながらたくさんおしゃべしりました。
 彼女はお家の都合で高校にも行けず、ずっと自宅の喫茶店のキッチンにいました。

最後に会ったのは成人式。
彼女の彼と私と3人で近所の神社にお参りに行きとても楽しかったことを覚えています。

その後、私は看護婦として寮に入り忙しくて連絡も取らなくなりました。
しばらくして彼女の父親がなくったこと、彼女たち一家もいなくなったと聞きました。
夜逃げのようにそこにあった喫茶店はもぬけの殻になっていました。

私が高校、大学とどんどん住む世界が変わっても、
今度はわたしの話をうれしそうに聞いてくれていた彼女。
そうなのです、私は彼女だけにはつらい心の中を話せていたのです。

いまどこいにいるのかなぁー。私のことをいっぱい受け止めてくれてありがとう。
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テーマ:今日のつぶやき
ジャンル:ブログ

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