この記事のみを表示するこの夏の思い出

徒然なるままに

 久々の更新です。
みなさま、お変わりありませんか? 

 私はこの夏は娘とともに博物館めぐりをしてきました。
娘は夏の課題のために、私は自分の興味関心のために、
とお互いに目的は違っていましたが、なかなか勉強になりました。

 まず、博物館協会に加盟している中でユニークな展示をしているところということで、
選んだのが愛知県ではトヨタ産業技術記念館・ノリタケの森・ピースあいち・昭和民族博物館。
東京都ではアドミュージアム・印刷博物館・マダムタッソーの蝋人形館。
普段博物館というとちょっと堅苦しいイメージのところが多いので、すべてが面白かったです。
一押しはトヨタ産業技術記念館。実際に紡績の機械を動かして説明してくれます。
しかし今回はあえて昭和民族博物館とアドミュージアムを紹介します。

 昭和民族博物館はその名の通り昭和の町並みや生活用品がぎっしりつめ込まれていました。
私の幼稚園時代の我が家で使っていた魔法瓶からアイロン、足踏みミシンに白黒テレビにラジオ、
冷蔵庫、ちゃぶ台、お菓子や食品のパッケージ、レコード・・・。
亡き父や母の思い出もよみがえ
り、懐かしくてたまりませんでした。
昭和生まれの方、ぜひ、足を運んでみてください。

 次にアドミュージアム
アドミュージアム
ここは広告とマスメディアの歴史と今について展示されています。
江戸時代の浮世絵は、世界的に見てもとても優れた広告だったというのは初耳でした。
まさに色彩といい描写といい芸術そのもの。
広告とは豊かな夢の生活を描いていてワクワクするものだな〜って思いました。
それが、一変するのが戦時中。すべてが戦争一色の暗い色調になっていました。
軍隊募集広告や子ども向け戦争カルタの広告、「ほしがりません。勝つまでは」の広告…。
そこには異質さしか感じませんでした。怖いことです。

 戦後70年のこの夏、これらの博物館めぐりを通して、
戦争がなぜ始まり、なぜ終わらないのか改めて考えさせられました。
誰も人を殺したくないし、殺されたくない。
それなのにどうして戦争への道を突き進んでしまったのか?
私の父・母たちの世代がなぜ戦争を止められなかったのか?

 その答えがアドミュージアムにあったように思います。
そこでは生活に密着したメディアを通して
知らず知らずのうちに戦争意識が定着させられていく過程が見られました。
教育現場でもそれは同じです。
無意識のうちに個人の意志が蔑視され、全体主義が植え付けられる、
というのはおそろしいことだと思いました。

今の社会でもそれに似たことが既におきているのかもしれません。
こんな時代だからこそ、
社会のちょっとした変化や動きに敏感になりたいな〜と思った夏休みでした。


ながながとお付き合い下さり、ありがとうございました。
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