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子どもたちのこと

二学期は自主保育の年長さんにとってとても忙しい時期になります。
運動会に向けての準備、御在所の山登り、クリスマス会の出し物。
製作も縄跳び編み、本立作り、絵画製作とたくさんたくさんです。

それに向かう子どもたち・・・
みんながみんな、やりた〜い♪とうわけではありません。
小さいながらにもすでに自分ができるのかできないのか良くわかっていて尻込みしてしまう子もあります。
それは、それぞれの持ち味であり、個性であり、
一概にその子が勇気のない子とはいえません。

大人は往々にして、子どもっていうのは天真爛漫で、なんでもやりたがって、失敗も平気で・・・などと、
勝手に思い描いているところがあります。
実際はそんな絵に描いたような子どもというのはあまりいないのかもしれません。

ということで、話はそれましたが、
このたくさんある秋からの行事や製作に押しつぶされそうになっているRくん。
みんなは
どんどん縄編みをすすめていき、
リズム体操の側転やステップのポルカを何度も繰り返しています。
けれど、どうしてもなにひとつやる気にならなくて、とうとう昨日は膝を抱えて固まってしまいました。
「僕、なんにもやらない、やれなくてもいいもん。だってやりたくないもん」必死に訴えます。

仕方がないので、彼の訴えを聞いていきました。
どうやら、やれるようにはなりたい気持ちも少しはあります。でも、こわいし、難しいし・・・。
葛藤のまっただ中、ちょっと1人で考えてもらいました。

そしてジブンから出した答えは「二人だけで一緒にやって・・・」

みんながいると情けないジブンがクロースアップされて押しつぶされそうになる。
けれど私と二人だけでなら、ちょっとずつどれもやってみると言ってくれました。
・・・嬉しい事です。なので、リズムのポルカも側転も他のもRくんと特別時間をとることにしました。

・・・ただ一日そうしただけですが、ママに泣いてストライキを起こしたことや、
どうしてなんにもやりたくないのかを話したそうです。
今まではただイヤイヤしか表現できなかった彼が、その理由を言語化できたことはすごいことです。

現実はどうあがいても運動会も山登りもクリスマス会もその先の卒園式・・・小学校入学と
どんどん時間は進んで避けて通ることはできません。

けれど、それをどう受け入れて自分なりに消化していくか・・・。
こんな小さな子でもそんなことを感じている・・・、それは甘えでもなんでもない。
たぶん、そのことを訴えて受け止めてもらって、そんなジブンのままでそのことに向かって
ジブンの納得のいくように、それに向かう過程を誰とどう過ごしていくか・・・。
できるできないという単なる結果ではなくその苦労した心の葛藤と支えられた体験からジブンは自分でいいのだと
心に刻んでいく。

そんな繰り返しの中でRくんはきっと大きく育っていくでしょう。
そして大人になってこの自分の体験をまた誰かに共有できる、心ある人になるのだと思います。

今は本人も、見ているママもとてもつらいとは思いますが、
秋を乗り越えた後の一回り大きくなっているRくんを思い描き、
私は今の彼の心の痛みに真摯に向き合っていきたいなと思います。

こわくてもいいよ、できなくてもいいよ。
誰でも最初はできないものね。
繰り返し一緒にやっていこうね。
そしたらある日、できることが増えているよ。
それまで私はいつも一緒に見守っているからね。

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